スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

赤ちゃんの殺人 

「まさか、そんな話…信じられない。赤ちゃんが、母親を殺すなんて、そんな事あり得ないわ。」
とある田舎町の、お屋敷に住む未亡人サトコに、恋人ができ、二人の間に赤ん坊が生まれた。ふたりはやがて結婚し、3人で新しい生活を始めた矢先の、事件だった。ある朝、屋敷の主のサトコが、台所で殺されていたのだ。
その時、屋敷の中にいたのはサトコ婦人と、赤ちゃんのふたり…屋敷のセキュリティーも完璧だったので、部外者の犯行ではあり得ないのは、確かだった。でもだからって…
「ちょっと、ふざけてるの? やっと歩きはじめた赤ちゃんが、2階の子供部屋から階段を降りて、リビングにいた母親を刺すなんてこと…できるわけないでしょ?…警察がそんな馬鹿だったなんて知らなかったわ。セキュリティーの何処かに、穴があって、部外者が侵入したって考えるほうが自然じゃないの!」
私の意見のほうが、まっとうだと思っていた。しかし、警察もマスコミも、街の人も…みんな口を揃えて、赤ちゃんが母親を殺したと言って、信じて疑わない様子だった。世の中の人皆、頭が変になったのではないかと思うしかなかった。

「あの子が、サトコを殺したんだ…。」
その赤ちゃんの実の父親まで、おかしなことを言いだした。
「言葉も話す事もできず、歩く事もままならなかったあの子を…サトコは人形のように扱ってた。金持ちの道楽のひとつだよ。それが…許せなかったんだろうな。それであんな事件に発展したんだ。サトコと結婚したのだって、ウチに借金があって…。」
未亡人のサトコと結婚した、赤ちゃん…、赤木圭一(33歳)の父親は、遠い目をしてそうつぶやいた。

終わり

・・…………………


叙述トリックの習作として書いてみた。
多少、苦しいところはご愛嬌ってことで。

スポンサーサイト

[2008/05/17 11:50] 未分類 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://vabu.blog37.fc2.com/tb.php/414-0ffc2b89






カラメルプリンの大冒険(525円)



鹿の缶詰(525円)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。